本拠点代表・河合洋尚氏による「中国・客家の国際的ネットワークと「原郷」空間創出を事例とした、グローバル化時代の新しい地域研究の創成」に対して、2023年度の大同生命地域研究奨励賞が贈られ、7月25日に贈呈式が執り行われました。 河合氏は中国研究から出発し、東アジアのみならず、東南アジア、オセアニア、ラテンアメリカ地域の客家コミュニティを対象にした研究を精力的に展開してきました。景観を切り口とした独自の方法論を活用して、特定の空間の生産を通して民族、文化、アイデンティティが生成されていく過程を、広東省梅県を中心とした客家社会の精密なフィールドワークによって解明した点が評価されました。

なお、MAPS京都大学拠点代表の古澤拓郎氏と同時受賞となりました。

詳しくは、大同生命国際文化基金のホームページをご覧ください。

https://www.daido-life-fd.or.jp/business/presentation/encouragementaward/5348#present

（写真）受賞式の様子